管理も大変なようです

初夏の頃は、コゴミやタラの芽、ワラビといった多くの種類の、美味しい山菜があります。

山菜の自生地を知っていた昔の人は、野菜が不作で食べることに困ってしまっても、飢えを凌ぐことができた歴史がある食材です。

山菜は、野菜と比べると、やや栄養価に欠けます。

ですが、疲労回復や食物繊維が摂れること、値段が安いことが特徴です。

山間部の木や森などに多く、アクが少なくて柔らかい、比較的早い時期に摘み採ったコゴミやタラの芽は、酢味噌和えやお味噌汁などの料理のレパートリーも増えます。

少し苦味が増していることが多いスーパーのタラの芽は、定番の天ぷらにするのが、1番いいでしょう。

5~6月頃に採れるウドやワラビなどと、食べ比べてみるのもいいでしょう。

さらに初夏に摂れ、シャキシャキとした歯触りが楽しめる、早い時期に摘み採ったセリや水菜は、さっぱりとした和え物や麺類などの汁物に入れるおいしいですよね。

真夏日のような暑い日には、水菜を添えた冷たいうどんやそうめんと、タラの芽やワラビの天ぷらを食べると、夏バテの解消や食欲増進にもなります。

そんな山菜ですが、若い人があまり好まないのは、独特の味と苦味だと言われています。

でも、天ぷらにすると甘味が増し、とても美味しくて食べやすいです。

年々と温暖化が進み、台風などの影響もあって、野菜の収穫が今は安定していません。

そんな中で、近頃はビニールハウスの管理も大変なようです。

ですが、以前に比べて、山菜の価値が高まっているように感じます。

これを機に、1年を通して山菜が見直されるようになることは、廃れゆく山菜を救う唯一の手段かも知れませんね。

ちなみに、山菜も食わず嫌いの人が、結構いると聞いたことがあります。

それは、何でも試してみないとわからないことなんです。

野山に自生する山菜を、見た目だけで食べないのは、本当にもったいない話しです。

一度は試しに食べてみると、意外なおいしさにハマるかも知れませんよ。